P.A.I.(パーソナル人工知能)を開発するオルツは5日、SB C&Sの販売網を介して、オルツの提供する会議議事録の自動文字起こしツール「AI GIJIROKU(AI議事録)」の全国販売を開始すると発表した。
SB C&Sのリモートワークソリューション製品ラインナップに、「AI GIJIROKU」を追加し、SB C&Sのパートナー企業に対して販売展開を開始する。
SB C&Sの販売網での取り扱いにより、今後企業でのリモートワーク支援ツールとして「AI GIJIROKU」の導入を積極的に進める。会議や社内でのミーティング、顧客との商談など、議事録を残しておく必要がある場面で「AI GIJIROKU」を活用し、リモートワーク時代のミーティングの可視化に繋げ、今後の新しい議事録のあり方を構築するという。
AI GIJIROKUと企業向けビデオ会議ソリューションZoomとのアプリ連携が実現することで、Zoomの日本代理店であるSB C&Sは、リモートワーク時にZoomと連携した「AI GIJIROKU」による議事録作成を既存顧客に対して推奨していく。
オルツの研究チームはAI関連技術を活用することで、従来、録音音声の書き起こしや手書きメモを手入力することが基本であった議事録を、リアルタイムにテキスト化する「AI GIJIROKU」を開発した。オルツでは効率化された会議を「スマートミーティング」と定義し、会議の可視化だけでなく最適な社員の働き方について具体的なソリューションを提供し、また、昨今の重要な課題であるリモートワーク対応など、社会課題の解決に貢献していくとしている。