Intelligence Designは22日、2021年1月から、建物内の不法侵入・不法投棄の検知・抑制を目的としたAIカメラソリューション「IDEA security」を導入すると発表した。
導入先第1弾として、明治通り沿いのテナントビル・宮崎ビルに設置。今後「IDEA security」は、様々な企業との協業により、工数削減、防犯ソリューションの進化を後押しする予定だという。
従来、同社はよりよい街づくりのために通行量自動調査ソリューション「IDEA counter」を各自治体などと実施してきた。しかし、AIカメラによる機械計測の事業展開を進めている中で、通行量を調査する箇所では同様に防犯関連の課題も多く散見されているという。ただ、労働人口が減少し、従来の有人監視のオペレーションが構築できないがために、私有地に不法侵入されてしまったり、その土地には関係のない廃棄物を捨てられてしまったり、という事象が発生している。
そこで、同社の「IDEA counter」の技術をベースに防犯ソリューション「IDEA security」を開発した。「IDEA security」を利用することで、撮影情報をもとに異常行動を機械的に把握することが可能となる。そのため、機械監視による省人化を行い、防犯活動をよりコストをかけずに実施を行う事ができるようになるという。また、従来の防犯カメラでは状況を録画するのみで、直接警告や抑止などができなかった点を解決するソリューションだという。