フューチャー、JETROのAI等を活用した貿易投資相談及び社内業務アシスタントシステムが稼働
- 2021/3/26
- ビジネス
- AI, JETRO, 社内業務アシスタント, 貿易投資相談
フューチャーアーキテクトは26日、日本貿易振興機構(JETRO)のAI(人工知能)等を活用した貿易投資相談及び社内業務アシスタントシステムを開発し、3月に本稼働させたと発表した。
日本の貿易に関し、中堅・中小企業やスタートアップなどの海外展開支援、対日直接投資支援、調査・研究を行うJETROには、企業や支援機関など外部からの膨大な件数の相談が寄せられる。また、JETRO内部でも業務に関する多数の問い合わせが日々発生するため、これらへの迅速な対応が求められる。さらに、刻々と新しくなっていく貿易の仕組みやそれに伴う業務の変化にも追随する必要がある。
フューチャーアーキテクトは、2020年7月にJETROの「AI等を活用した貿易投資相談及び社内業務アシスタント構築」を受託し、JETROとともに新システムをデザインし開発を進めてきた。自然言語処理技術の活用と情報の一元管理により透過的な検索を実現した新システムは、ユーザーにとっての利便性と高いシステム性能(精度・速度)を兼ね備えている。「簡便、高速、高精度」に知識を探索できるため、日々寄せられる膨大な件数の相談への迅速な対応や、業務負荷の低減を強力に支援する。
フューチャーアーキテクトは、様々な業界・業種の顧客のIT戦略パートナーとして、AI技術をいち早く実際のビジネスに活用するプロジェクトを推進している。実運用に耐えうるAIモデルを開発し実装する技術力と業務改革ノウハウを強みに、顧客の業務の効率化、省力化、デジタルトランスフォーメンション化を推進し、真の改革を支援するという。