オルツ、オンラインビデオ通話で多言語会話ができる「AI通訳」ベータを公開

P.A.I.(パーソナル人工知能)を開発するオルツは2日、オンラインビデオ通話を介して多言語で話すことができる「AI通訳」をベータ公開した。

「AI通訳」は、同社のデジタルクローン技術と、分散演算基盤エメスの高速演算を用い、入力された音声と映像を別言語の音声を発話している状態に超高速で書き換えるもの。

これにより、ビデオ会議の相手方からは、こちらが多カ国語を話しているかのように見えることになるという。

今回のベータリリースでは、技術的な課題の改善に協力くれる人達に限定した、招待制での提供となる。

現在オープニングフェーズにある分散演算基盤「エメス」において、演算力提供者数が増えてきている。この演算力の拡大によって、サービスが充分に安定した段階で、「AI通訳」はオープン化される予定だという。

「AI通訳」は、機能を試すためのお試しプランを、5000円/10分で提供している。まず、こちらで動作確認した上で、必要に応じて、グローバルな事業展開に便利な、毎月5時間まで10万円/月でスタンダードプランを利用できる。

関連URL

「AI通訳」

オルツ

関連記事

注目記事

  1. 2024-9-27

    アイスマイリー、AI検索システムカオスマップ 2024を公開

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは26日、各業界のDX推進の支援の一…
  2. 2024-9-19

    小学校の授業における生成AIの活用と文科省ガイドライン

    小学校の授業における生成AIの活用は、教育の質を向上させる新たな可能性を秘めている。生成AIを活用す…
  3. 2024-9-13

    「生成AI大賞2024」エントリーの受付を開始

    Generative AI Japan(GenAI:ジェナイ〉」)は12日、日経BPが発行・運営する…
  4. 2024-9-13

    レスキューロボットコンテスト25周年 2025年震災30年の大阪・神戸で競技会開催

    レスキューロボットコンテスト実行委員会は12日、防災啓発と創造性教育の提供を目的とした『レスキューロ…
  5. 2024-9-9

    Gatebox、飲食店向けAI接客サービス「AI幹事」を渋谷の「Bar ZEALOGIC」で導入開始

    Gateboxとだるまジャパンは6日、飲食店向けAI接客サービス「AI幹事」を渋谷に新規オープンした…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る