シーセブンハヤブサと八頭町および鳥取銀行が推進する「八頭未来の田舎プロジェクト」(未来の田舎PJ)は、skyerと共同で、鳥取県初となる「ドローン配送」の実証実験を11月25日に実施する。
プロジェクト始動後初となる実証実験の実施に先立ち、未来の田舎PJのティザーサイトもリリースした。
未来の田舎PJは、持続可能な未来の田舎づくりに向けて、行政・企業・地域金融機関など様々なステークホルダーが連携して取り組むプロジェクト。人口減少社会において顕在化している地域課題に対し、地域の課題解決や持続可能な未来の田舎づくりに参画したい企業を受け入れ、実証実験や地域を絡めた仕組みづくりに取り組む。
実証実験第1弾として取り組むのは、ドローン配送による災害支援・過疎地域への宅配や配食サービスを想定した飛行実験。行政と企業が共同で行うドローン配送の実証実験は、鳥取県初だという。
11月25日に行う実証実験では、事前にプログラミングされたドローンが、隼Lab.(八頭町見槻中154-2)と船岡竹林公園(八頭町西谷564-1)の2地点を結ぶ約2.7kmの上空を飛行し、災害支援物資及び弁当を配送する。ドローンの飛行ルートは、町内を流れる見槻川の上空。中山間地域である八頭町には、町内の広い範囲に渡って河川が流れている。河川をドローンの飛行ルートとして活用することで、将来的に町内全域にドローンの飛行ルートを確立することを想定している。
ドローン事業に取り組む企業として実証実験に参加するのは、skyer。同社は、ドローン操縦士の養成やドローンを用いた調査・映像制作、農業・林業などのドローン導入支援をはじめ、ドローンに関連する事業を幅広く展開している。隼Lab.の入居企業でもあり、八頭町内の農業者へのドローン導入を支援しスマート農業を実現するなど、持続可能な未来の田舎づくりに通ずる活動にも取り組んでいる。