データ分析ツール「AI アナリスト」でマーケティングDX を自動化するWACUL(ワカル)は14日、広告運用支援サービスの「AIアナリストAD」をリニューアルしたと発表した。
昨今、企業のデジタル広告への投資額が年々増加傾向にあり、事業におけるデジタルの重要度は増している。そして多くの企業が、広告運用を外部に委託している。
デジタルを活用して成果を上げるためには広告運用のみならず、サイト改善やメールマガジン最適など数多くの領域に注力する必要がある。しかし、運用金額が売上と比例する広告運用支援会社は売上最大化のために、多額の広告予算を使ってウェブサイトへ集客することのみに終始し、集客後のCVR改善などについては支援できていないことが多いという。
その結果、広告のROIが合わないケースが散見される。WACULはこうした課題を解決するために、広告運用支援サービスである「AIアナリストAD」をリニューアルした。
WACULは、3万5000以上のサイトデータを有する自社プロダクト「AIアナリスト」を軸に、これまで1000社超の企業を支援し、様々なマーケティング課題の解決を行ってきた。今回の「AIアナリストAD」リニューアルにより、マーケティング部門が「AIアナリスト」活用によるWebサイトとWeb広告の一体運用することで、広告運用の部分最適に陥ることなく、企業のデジタルマーケティング全般の全体最適化と、それによる成果の最大化にコミットするサービスにアップグレードされるという。
本サービスでは、広告運用支援に加えてサイト改善SaaS「AIアナリスト」がセットで提供されるにも関わらず、サービス提供にかかる費用が広告運用だけを行うケースの業界スタンダードである20%に抑えられているのが特徴。企業は、通常の代理店費用を払うことで、広告の最適化のみならずサイト改善活動にも取り組むことができ、広告効果を最大化することができる。