タウリスは18日、今まで培った医療英語学習システム「Medi-pointシリーズ」のノウハウをベースにAIを活用した画期的な医療従事者向けAI自動通訳・翻訳サービス「Medi-point-RTI(Real Time Interpreter)」をスタートしたと発表した。
あらゆる医療現場を想定し、医者と患者の会話をそれぞれの母国語を使ってスムースにできる自動通訳・翻訳サービス。新たに開発されたAIを用いた高精度な自動翻訳及び音声認識・音声合成により、同時通訳に近い形でVoice-to-voiceの通訳を可能としたサービス。通訳精度を上げるため、今まで蓄積した医療データをベースにタウリス独自の辞書を搭載しており、約98%の翻訳精度を実現することができたという。AI自己学習及び辞書の追加により、さらに精度の向上を目指していく。
Voice-to-voiceの通訳に加え、Text-to-voice, Text-to-textの翻訳機能も搭載しており、医療英語の学習や論文の作成等幅広い用途にも活用が可能。さらにハンズフリーでの言語切替えやZoom等と併用した遠隔地とのコミュニケーションにも利用できる。
本サービスは英語と中国語に対応しているが、今後、ベトナム語等他言語も順次サポートしていく予定。
今まで現場での外国人とのコミュニケーションに困った人や語学を学習したくても忙しくて時間のない多くの医療従事者にも活用してもらいたいという。