NejiLawは23日、コンクリート気泡消失メカニズムの体系である「CB理論」を体現し、型枠への打設過程において生コンクリートに変動的慣性力を印加することでコンクリート気泡を自動的に消失させるロボット「CB-zeROBO(シービーゼロボ)」の商用機の共同開発契約を、IHIと締結し、開発を開始したと発表した。
CB理論は、NejiLawの代表であり、発明家でもある道脇裕が提唱した、コンクリート気泡生成消失メカニズムの理論体系であって、一連の基礎技術の研究及び開発を経て検証され、CB-zeRO技術として特許権利化、IHIグループとの共同研究を経て、IHI技術広報誌「IHI技報(2019年第59巻第1号)」に論文掲載が為され、2019年9月に香川大学で開催された2019年度土木学会全国大会に於いてNejiLaw製のCB理論基礎研究用装置 CB-zeRO CUBEを用いて検証され、その成果として3本の論文にまとめられ発表されたもの。
「CB-zeROBO(シービーゼロボ)」は、コンクリート打設時に用いることにより、コンクリート打設時に気泡の発生をコントロールし、高品質なコンクリート2次製品を高効率に製造することを可能にするロボットだという。