オンライン医療監修「メディコレWEB」、AIライティングの「その内容本当?」を解決へ
医療・ヘルスケアの情報安⼼化スタートアップ、メディコレは14日、ChatGPTをはじめとしたAIで制作したコンテンツへのファクトチェック&専門医のコメント付与サービスを開始することを発表した。
GPT-4がアメリカの司法試験の上位10%の成績で合格するスコアを出した、日本の過去5年間の全ての医師国家試験に合格するなど、AIによるコンテンツ生成の急激な進化が連日報道されている。
こうしたAIを活用したメディアコンテンツの制作も急速に進展している。しかし、AIが提示した文章が「本当に正しいのか」ということは完全には保証されていない。AIによって制作した内容に問題ないかを確認する⼿間が、AIコンテンツの活用で情報発信を効率化したい企業にとってのボトルネックになっている。
特に医療・ヘルスケアのコンテンツは人々の生命に関わる重要なジャンルであり、より高いレベルでチェックが行われる必要性がある。
メディコレWEBは、医療・ヘルスケア領域のAIコンテンツに関わる「その内容本当?」という信頼性へのボトルネックを、専⾨医の監修によって解消する。
メディコレWEBは、医師がオンライン上で医療・ヘルスケア情報のチェックと、掲載可能な実名顔写真込みのコメントを提供する。AIによるコンテンツについても、専⾨医がしっかりとチェックして、要望に応じて経験に基づいたコメントを提供する。
AIによるコンテンツは、基本的にはネット上に既に出ている内容を元にして作られたものだが、メディコレWEBで専門医の新規コメントを得ることで、コンテンツに対して新規性をプラスすることも可能になる。