AI英会話「スピークバディ」、“日常英会話”コンテンツを刷新し発話量が3割増

AI英会話アプリ「スピークバディ」の開発・運営を行うスピークバディは25日、同社が提供する同アプリ内にて、「旅をするように」日常会話を習得することができる新コンテンツ「新日常会話ーマレーシア編ー」を提供開始した。

AI英会話「スピークバディ」は、感情豊かなAIバディとの対話を通じて、体系的に発音やフレーズ、単語・イディオムなどを学べるスピーキングに特化した英会話学習アプリ。全800を超えるレッスンは全てストーリー仕立てになっており、ストーリーが展開すると共に習得する単語やフレーズの難易度も上がっていくなど、体系的に英会話を習得できる設計になっています。

今回公開する新日常会話コンテンツ「マレーシア編」は、2018年に公開した「日常会話」を刷新するもので、先行して3月までに公開済みの「ロサンゼルス編(初級)」および年内に公開予定の「ロンドン編(上級)」とあわせ、抜本的な見直しを行っている。この見直しにより、学習効果の向上を狙うとともに、SNSやAI技術・インフレなど最近のトピックを追加し、より実用的なコンテンツへと進化する。

●ストーリー
ユーザー(=主人公)は、マレーシアの首都クアラルンプールにある日本食レストラン「レストラン・サクラ」の店長として人生初の海外駐在生活を送る。マレー系・中華系・インド系など、多様な人々が暮らす多様な街で、異なる文化・習慣を理解する必要性を学ぶ。
レッスン例:新しい仕事/ハラル対応/雨季と乾季/コーヒーが甘い/マレーシア英語/客が来ない/喧嘩/インフルエンサー/食中毒/恋愛相談

●対応レベル
中級 CEFR B1-1,2レベル。文化的な話題や意見交換などを通じて、日常生活で使う中級のフレーズを学習する。

●多様な英語-World Englishes
英語がこれまで以上に国際語として多様化している現状と、それらに対応して欲しいというユーザーからの要望を受け、今回のコンテンツでは、初のインド英語を話すAIバディ、Tanya(ターニャ)が登場。
舞台であるマレーシアは公用語がマレー語でありながら共通語は英語で、国民の多くがマルチリンガルという特色を持っている。ここで繰り広げられる文化や習慣の話題とあわせ、多様な英語もユーザーに体験してもらいたいという意図でストーリー開発・キャラクター開発をしている。今回のインド英語もこれまでのイギリス英語・オーストラリア英語等と同じくTTS(Text-to-Speach)技術を活用している。

●今後の公開予定
今回公開する第1章「アジアの喧騒」に続き、6月に第2章「多文化都市」、7月に第3章「周りの支え」の公開を予定している。

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「スピークバディ」
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