KDDI、スマートドローンを活用した線路設備点検の効率化に関する実証実験

KDDIは23日、東日本旅客鉄道株式会社 (JR東日本)、プロドローンの協力のもと、2月4日と2月5日に鉄道用保守基地内において、スマートドローンを活用した線路設備点検の効率化に向けた実証実験を実施したと発表した。

鉄道会社における列車運行では、異常時には車両や線路設備などの点検によって、安全の確保を行う必要がある。そのためには、昼夜を問わず係員を現地に派遣し、目視などによる確認と、迅速かつ正確な係員間の情報伝達が必要になるが、この作業には多くの時間と労力を要する。

ドローンを利用することで、移動時間の削減や、迅速かつ正確な当該現場の状況把握などを行えることが期待されている。

本実証実験ではKDDIのスマートドローンプラットフォームを活用し、線路設備上空の飛行ルートをドローンが自律飛行できることと、ドローンに搭載したカメラやLEDライトを使って線路設備を撮影し、昼夜を問わず遠隔地の係員へ映像を伝送できることを実証した。

また、本実証実験を行うにあたり、ドローンの飛行性能や、ドローン運行に必要なカメラ、LEDライトなどの要件をKDDIとJR東日本が共同で定義した。今後は、ドローンによる線路設備点検の要件をより明確にし、具体的な運用ユースケースに沿った検証を行うことで、実運用に向け取り組んでいくという。

なお、本実証実験は、JR東日本が主催する交通事業者と国内外企業や研究機関などとのオープンイノベーションによってモビリティ変革を実現することを目的とした「モビリティ変革コンソーシアム」の活動の一環として行われたもの。

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