日立ソリューションズ・クリエイトは13日、人事総務部門や製品保守・社内システム管理部門などの問い合わせに対する「案内業務」に特化し、チャットボット運用部門の事前準備工数(導入工数)と維持管理工数の削減を支援する「AIプラス チャットボット案内サービス」を販売開始した。
チャットボットは、少子高齢化・労働力不足といった社会的課題を背景に、業務効率向上や人財不足解消のため、さまざまな業務への適用が進んでいる。一方で、チャットボット導入検討段階で「大量データの事前準備が困難」、また「導入後の運用部門の業務負担が増加する」、「導入効果だけでなく投資金額の算出も難しい」といった課題があり、チャットボット導入に際して高いハードルとなっているという。
今回、日立ソリューションズ・クリエイトが提供する「AIプラス チャットボット案内サービス」は、自社内の人事総務部門、および、製品サポート部門で実施した実証実験のノウハウを活用し、前述した課題を解決する機能を備えたサービスだという。
日立ソリューションズ・クリエイトは、業務のさまざまなシーンにAIをプラスしていくというコンセプト『AIプラス』を2018年3月に発表。同社のもつ国内トップクラスの画像認識技術をはじめとするAI技術と、同社が各種業務システムの提供を通じて長年培ってきたシステム設計・開発力と業務ノウハウを融合して『AIプラス』を実現するという。