エンタープライズ向けAI契約書レビュー支援サービス「AI-CON Pro」を提供するGVA TECHは18日、契約書の管理・共有をスマートにするソフトウェア「Hubble」を提供するHubbleと提携し、営業部からの契約書レビュー依頼、法務部での契約書レビュー、交渉、契約書のバージョン管理、締結(電子サイン)までの契約書審査業務のフローをワンストップで提供開始したと発表した。
新型コロナウイルスの影響により、テレワークが難しかった法務部門でも在宅での業務が求められている。しかし、「事業部とコミュニケーションがとりづらい」「過去の案件を参照しづらい」「上司に対面で相談ができずに契約書レビューに時間が掛かる」「捺印のために出社しないといけない」という声があり、テレワークを実践するにあたり課題を感じているという。
そこで、AI契約書レビュー支援サービス「AI-CON Pro」と、契約書の管理・共有をスマートにするソフトウェア「Hubble」がサービス提携をすることで、契約書レビューから交渉、バージョン管理、締結(電子サイン)までをワンストップで提供することが可能になったという。今回の提携により、GVA TECHとHubbleは以下の流れで顧客企業の法務部門でのテレワークを支援する。
1. 相手企業から自社の営業担当にひな型がメールで届く
2. 自社の営業担当がHubbleを使用して法務部に契約書のレビュー依頼をする
3. 自社の法務部はAI-CON Proを使用して「自社基準」で契約書レビューをする
4. 自社の法務部はHubbleを使用して営業担当に返答する
5. 自社の営業担当はメールで相手企業に返答して交渉(2〜5を繰り返す)
6. 契約合意が取れた内容を法務部から電子サインで締結する
※CLOUDSIGNまたはDocuSignとの契約は別途必要になる。
今回のサービス提携を記念して、GVA TECHとHubbleの両社でオンラインセミナーを6月4日13時から開催する。当日はAI-CON ProとHubbleのそれぞれのプロダクト紹介だけでなく、実際にどのように連携して使うか、デモを交えて紹介する。