エイシング、エッジAIにおける市場調査機関「Edge AI Research Center」を設立
- 2020/5/28
- ものづくり
- AI, エッジコンピューティング, 第4次産業革命, 製造業
エッジAIスタートアップのエイシングは26日、エッジ側でリアルタイムな自律学習・予測が可能な独自のAIアルゴリズム「AiiR(AI in Real-time)2」シリーズを提供しており、この度、エッジAI領域における市場調査機関として「Edge AI Research Center(エッジAI リサーチ センター: EARC)」を設立したと発表した。
エッジAIに関する情報発信を拡げることで、業界への理解や具体的な取り組みの推進、ひいては業界全体の発展に貢献することを目指すという。
近年、これまでクラウド上で実行されることが一般的であったAIの情報処理をエッジ側で実行する「エッジAI」への注目、そして実装への具体的な取り組みが増加しており、自動運転や第四次産業革命といった、より注目を集めている分野で特にその需要が高まっている。
2019年に米国ガートナー社が発表した「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2019年」においても、注目すべき29の先進テクノロジに選出されるなど、エッジAI業界への期待が高まっており、世界各国の企業や研究機関において様々な取り組みが進んでいる。
同社では、このエッジAIの領域において、導入機器単体がクラウドを介することなくリアルタイムに自律学習・予測することが可能な独自AIアルゴリズム「AiiR(AI in Real-time)」シリーズを研究・開発するとともに、顧客のシステムへの実装までを技術的にカバーできることで、顧客の先進的なニーズに対応している。