データサイエンスで企業の課題を解決するDATAFLUCTは17日、「ビッグデータ分析を用いた未来予測による、企業経営上の意思決定を推進するためのデジタルトランスフォーメーション(DX)」を支援するDXサービス事業を強化すると発表した。本事業では、サービス群を「DATAFLUCT DX series.」(データフラクト ディーエックス シリーズ)として展開する。
「DATAFLUCT DX series.」の第1弾として、飲食店や小売店、サービス業を主な対象とし、クライアントが保有しているデータと気象データや商圏情報、イベントによる人流の変化などの多様な外部データを組み合わせた、機械学習による高精度の需要予測で在庫管理の改善や人員配置の最適化などを支援する『DATAFLUCT forecasting.』(データフラクト フォアキャスティング)の提供を開始した。
『DATAFLUCT forecasting.』は、気象や商圏情報、SNSなど、構造化・非構造化を問わず外部の様々なビッグデータにクライアントの保有するデータを組み合わせることで、高精度な需要予測を実現。さらに強化学習によって、新型の感染症の発生・蔓延や異常気象などの外部要因による急激な変化にもアルゴリズムが対応するため、信頼性の高い需要予測を提供可能。
これまで従業員やスタッフの暗黙知や勘によって対応されてきた商品発注や人員配置、生産数管理などの業務を効率化できるだけでなく、外部要因による急激な変化が起きた場合にも最適な対応の選択が可能になるという。
また、クラウドサーバーでの需要予測システム構築後は、自動発注システムへの接続や予測モデルのWEBアプリ化など、クライアントの要望に合わせた実装にも対応し、収益の最大化に貢献するという。