英語関連事業を運営するレアジョブは17日、英語スピーキング力測定システム「PROGOS」を開発したと発表した。同時に、本システムを活用した英語スピーキングテスト「レアジョブ・スピーキングテストpowered by PROGOS」のサービス提供を個人、法人向けに開始する。
今回開発したPROGOSのベースとなる指標が、外国語のコミュニケーション能力を表す指標・国際標準規格のCEFR(セファール)。ケンブリッジ大学英語検定機構や英国文化振興会(British Council)などが展開する試験もCEFRに準拠しており、信頼性の高い指標として世界的に普及している。同社でも「スマートメソッドコース」などのサービスにおいて採用しており、グローバル標準に適応する指標として、PROGOSにも採用した。
また、質の高いスピーキングテストを速く、手軽に、リーズナブルに、大勢の方に提供できる基盤を構築するため、音声認識や自然言語処理をはじめとするAI技術を用いて“採点自動化”を行った。AIエンジンの開発からデータ連携APIまでの技術開発を自社で完結したことで、顧客や市場のニーズに迅速に対応し、データを活用したサービス体験の向上へつなげていくことが可能になったという。加えて、測定した英語スピーキング力に合わせて、個々の学習者が、どのように取り組めば、英語スピーキング力を改善できるのかというフィードバックも提供している。
■「レアジョブ・スピーキングテストpowered by PROGOS」サービスサイト
個人向けサービス
法人向けサービス