総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は18日、同社が提供するRPAサービスブランド「パーソルのRPA」で、AI inside社が開発するAI-OCR「DX Suite」の取り扱いを開始すると発表した。これにより、RPAの導入支援と合わせたAI-OCR導入支援サービスを提供し企業のデジタル化をさらに推進していくとしている。
「パーソルのRPA」では、after/withコロナにおける新しい生活様式にあわせたはたらき方を推進すべく、テクノロジーを活用した業務のデジタル化を実現するソリューションを提供している。その1つとして、AI-OCR業界のトップクラスのシェアを持つAI inside社のAI-OCR「DX Suite」の取り扱いを開始し、AI-OCRサービスを提供する。
「DX Suite」は2020年6月時点で3000契約を突破し、ユーザ企業売上高の割合においては、売上高1000億円以上が23.6%と大手企業で活用が進むAI-OCRサービス。クライアントPCやサーバー上で行う業務の自動化を得意とするRPAの活用には、紙書類や画像のあらゆる文字のデータ化が必要不可欠であるため、AI-OCRはRPAとの相性が良く、幅広い業務の効率化・デジタル化を行なった事例が多くあるという。
また、2020年5月11日にAI inside社から発表された利用量が少ない企業向けプランとなる「DX Suite Lite」の提供も開始し、小規模事業者や部門ごとでの導入検証などに活用することが可能だという。