コンテックは9日、AI技術を活用して3Dカメラからのリアルタイム映像情報から正しい手洗い動作を95%以上の精度で判定する技術を開発したと発表した。また、実証実験を通じて、本技術を利用した価値創出と社会課題の解決を目指す共創フィールドパートナーの募集を開始した。
本技術では、厚生労働省が推奨する「正しい手の洗い方 6ステップ」における各洗浄ステップが正しい動作で必要時間洗浄されたかどうかを95%以上の精度で判定することができる。消毒液やハンドソープを付けての手洗いや流水状態での手洗いなど、通常の画像処理では難しい状態でも正確に認識して判定する技術を確立した。
コンテックでは、同社の手洗い判定技術に興味があり、導入シナリオでの実証実験に取り組める企業やシステムインテグレータを募集している。ソフトウェア、AIエッジコンピュータ他の機器、管理用パソコンなど、実証実験に必要なシステム構成を幅広く支援するという。