USEN-NEXT GROUPのTACTと湘南ベルマーレは、デジタルイノベーションパートナーのKPMGコンサルティングと共同で、22日から、来場者がスタジアムへ入場する際に『AIコンシェルジュ for サーモグラフィ』を用いた非接触体温測定システムに関する実証実験を開始する。
実証実験では、まずはスムーズで効率的な入場時検温の運用について検証を重ねる。同時に、将来的に実装予定の顔認証テクノロジーとクラブが推進するデジタルマーケティングとの連動可能性について議論を重ねて新たなサービス展開について検討していくという。
TACTが提供する『AIコンシェルジュ for サーモグラフィ』は、人が密接して測定する必要が無いため、測定者、被測定者それぞれの安全を確保することができる。測定者はスムーズな運用、被測定者は安心してスタジアム観戦を楽しめる。
湘南ベルマーレでは2020年シーズンからKPMGコンサルティングとオフィシャルクラブパートナー契約を締結。KPMGコンサルティングは「デジタルイノベーションパートナー」として、湘南ベルマーレのデジタル変革を支援している。
KPMGのグローバルでは欧米を中心に、デジタルテクノロジーを用いたスポーツビジネスのイノベーション支援実績が多数ある。また国内においては、デジタルトランスフォーメーション戦略の策定や最先端テクノロジーを活用した業務改革、さらにeSportsに参入する企業や大会を運営する団体に向けた「eSportsアドバイザリーサービス」の提供なども行っている。湘南ベルマーレの「常に挑戦する姿勢」「夢と感動を提供するというクラブのミッションステートメント」などに共感し、オフィシャルクラブパートナーとして支えている。
KPMGコンサルティングのサポートのもと「湘南ベルマーレとホームタウンエリアの”その先の20年”」に向けた、クラブとサポーター・地域社会がより一体となるようなデジタルマーケティング施策を推進していくとしている。