岩手県、AI防災ソリューション『Spectee Pro』を導入

Spectee(スペクティ)は9日、同社の提供する防災・危機管理ソリューション『Spectee Pro(スペクティプロ)』が、岩手県の危機管理および災害対応として、採用されましたと発表した。

『Spectee Pro』は、人工知能(AI)を活用した情報解析をもとに、災害やリスク情報をいち早く正確に「可視化」し、現場の意思決定を円滑にする、防災・危機管理ソリューション。

TwitterやFacebookなどのSNSに投稿された情報や、気象データ、停電情報など様々な情報をもとに、自然災害、火災、事故等の発生など、緊急性の高い情報を100以上のカテゴリーでリアルタイムに配信する他、市区町村、空港や駅、観光スポット、工場や商業施設、自社の設備や事業所周辺といった対象と組み合わせて地図で表示し、「どこで何が起きているか」、「被害状況や規模はどの程度か」などを即座に確認できる、日本発の「RaaS(Resilience-as-a-Service)」で、多くの企業や自治体、官公庁に採用されているという。

また、スペクティでは、SNSに投稿されたデマや誤情報の判定、情報の重要性の評価などを、AIで的確に解析するとともに、24時間対応の専門チームによる情報の精査・分析も合わせて行うことで、災害現場の最前線で働く人々が情報に惑わされることのないよう、万全のサポート体制を敷いている。

岩手県では、2011年の東日本大震災や、台風・豪雨の被害など、近年激甚化する災害対応にこれまで以上の多角的な情報収集が必要となっていた。そのなかで、住民からSNSに投稿される情報は、被害状況の把握に有用との考えから、AIで収集分析し、カテゴリーごと・場所ごとに表示する『Spectee Pro』を導入することになったという。

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Spectee(スペクティ)

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