MatrixFlowとTRaiNZ(運営:エスタイル)は22日、AIのインハウス化支援に向けた次世代型DXソリューションコミュニティ「with AI(ウィズエーアイ)」を設立したと発表した。
withAIは「AIの情報と知見が循環する社会を」をコンセプトに、自社のAI活用を目指すベンチャー企業から大企業の担当者に対して、参加するパートナーがそれぞれの専門知識を生かした支援を行う。
コミュニティ内では誰でも気軽にチャットで相談が可能なため、業種業界の垣根を超えた、まさに「AIの情報と知見が巡回する社会」の実現を目指すという。
昨今、働き方改革における労働生産性向上の必要性の増加、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛やリモートワークといった働き方への変更など、企業のAI化・デジタル化が急速に求められつつある。このような変化を受け、企業では新規にツールの導入や、既存事業の見直しなどを検討する必要性が高まっている。しかし、実際にはAI化・デジタル化は現場のノウハウを活かしつつ、デジタルソリューションを推進するリーダーが必要である一方で、そのような人材が不足している背景もあり、依然として企業のAI化・デジタル化には課題がある。
情報共有コミュニティ「withAI」では主にAIのインハウス化を推進すべく、業種業界の垣根を超えたパートナーと共同でコミュニティを運営し、企業のAI化・デジタル化を推進し、最終的なゴールとして「AIの情報と知見が循環する社会」の構築を目指すという。