Rosso(ロッソ)と、AVILEN(アヴィレン)は22日、両社が共同制作した「AIエンジニア向けのインフラ基礎講座」を8月から提供開始すると発表した。申し込みは7月から受付開始する。
今、AI事業の現場ではシステム開発にとどまらず、AIプロジェクトの運用までリードできる人材へのニーズが高まっている。AI開発においては、学習モデルの開発以外にも、データの前処理やシステム実装がプロセスの大半を占めるが、その前後処理を担当出来るエンジニアが不足している。
例えば、AIの導入や運用をAWS(Amazon Web Service)で行うとした場合、Amazon SageMakerというサービスを利用することで、機械学習モデルの開発や訓練、さらにはデプロイメントまで、一つのプラットフォームで管理・効率化する事が可能になる。
このような知識を持ち合わせたAIエンジニアの存在が、AIを「実務に導入する」上で必要とされているが、まだまだ少ないのが現状だという。
このような背景を受け、最新のAI&インフラ技術で様々なシステムソリューションを提供しているRossoが、AVILENと共同し、AIエンジニア向けの「インフラ基礎講座」を制作することになった。
講座概要
講座の名称:インフラ基礎講座
提供開始日:2020年8月(7月より受付開始)
対象者:AIの基礎スキルを身につけ、簡単なモデルの開発経験があるエンジニア
(上記のスキル・経験がない人も、AVILEN社の別講座を受講すると身につけることが可能)
■講座の特徴
・AVILENのAIエンジニア育成講座である「データサイエンティストマスターコース」の講座として提供される。
・AIエンジニアがインフラを学ぶ意義や、実際にAIサービスを運用する際に必要となる知識を習得できる。
・APNアドバンスドコンサルティングパートナー企業であるRossoが監修。