協働ロボットのレンタルおよび導入支援サービスを展開する高島ロボットマーケティング(TRM)は3日、最短1日から1日単位で協働ロボットをレンタルできるサービスを提供開始した。
慢性的な人手不足に加え、コロナ禍により生産現場でもソーシャルディスタンスの必要性が問われる中、人による手作業をロボットに代替させる動きが急速に加速しており、昨今さらに注目を浴びている協働ロボット。
メーカー、機械商社を中心に関係各社が様々な新商品や、サービス提供により市場浸透が進んでいる。また、まだ新しい商品の為、トライアル需要が大きく、それに対応するレンタルサービスも同時に注目を浴びているという。
ただし、既存のレンタルサービスはレンタル後の購入や、長期間契約を前提としたものが多く、様々なユーザーニーズを満足するものとは言い難い状況だという。
そこでTRMは、ITをフル活用した低コスト運営を活かして、より短期間で、より細かい期間設定の出来る「協働ロボット1日レンタル」の提供を開始した。
レンタル期間を最短1日から1日単位でご指定いただける為、必要な時に必要なだけレンタルできる。また、要望に応じてレンタル時に設定した動作プログラムをTRMにて保管、管理するのでリピート時に便利で。費用例としては、ユニバーサルロボット社のUR3eなら5稼働日利用で合計8万5000円(税別)となる。
展示会・イベントに使う数日間のみ限定した利用や、購入を計画している企業のトライアルとして利用できるという。