VIA Technologies, Inc.(台湾・新北市)は7日、12歳以上の生徒および学生を対象に、人工知能(AI)と機械学習(ML)を教えるための直感的で魅力的なプラットフォームとなるビジョンセンサー「VIA Pixetto」を発表するとともに、VIAストアを通じて販売を開始した。価格は1ユニットあたり85米ドルで、このほか送料が必要となる。
VIA Pixettoには統合されたツール群が付属しており、学生がAIとMLを支える基本的な原理と技術を簡単に理解し、独自のAIビジョン、工作およびロボットプロジェクトに適用することができる。
VIA Pixettoのハードウェア機能には、フルHDビジョンセンサー、Micro USB 2.0ポート、Micro SDカードスロット、マイクおよびArduino、micro:bit、Raspberry Piボードおよび周辺機器用のGroveコネクタが含まれる。
VIA Technologies, Inc.の国際マーケティング担当VPリチャード・ブラウンは、「AIとMLが日常生活のあらゆる分野に浸透していくなか、世界中の学校が生徒や学生にこれらの急速に発展する技術の理論的・実践的な知識を身につけさせることは、これまで以上に重要なものとなります」と説明する。さらに、ブラウンは、「VIA Pixettoの発売により、生徒や学生がAIとMLの基礎を学び、独自のプロジェクトを作成して潜在的なアプリケーションを探求するための直感的かつ魅力的なプラットフォームを提供することで、こうしたニーズに対応することが我々の目標です」と述べている。