emolは1日、第一生命保険と共同でAIがユーザーを理解し商品をレコメンドするデジタルトランスフォーメーションの実証実験を9月7日から開始すると発表した。
利用者のニーズに応じたカスタマイズが必要とされる保険商品の特性に対し、メンタルや悩みに関することを引き出すemol AIによるコミュニケーションを用いて適切な商品レコメンドの実現を目指すという。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、店頭等におけるオフラインでの購買活動の制限がなされ、購買活動のオンラインシフトに注目が集まっている。
emolは、AIとの対話により悩みを明確にして、解決へ導くメンタルセルフケアアプリ。
emolでは、フリーテキストにより考えや悩みを自由に入力する「能動型会話」と、選択肢による具体的な会話を収束する「受動型会話」を目的や状況に合わせて変更する「ハイブリッド型会話」により、自然なコミュニケーション体験を実現している。
利用者のニーズに対するカスタマイズが必要であるからこそ、メンタルや悩みに関することを引き出すemol AIによるコミュニケーションを用いて適切な商品レコメンドを実現することが本実験の目的だという。