ObotAIは9日、オンライン会議の音声をAIが自動翻訳し、リアルタイムで文字起こしする「ObotAI Minutes」を、AIチャットボットを導入して頂いた企業・自治体様に向けて10月1日から無償提供すると発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、多くの企業がリモートワークを開始した。勤務環境の変化とともに、社内・社外のコミュニケーション方法も大きく変化を遂げ、オンライン会議ツールやビジネスチャットツールの需要が高まった。
中でもオンライン会議は場所を選ばず対話を行うことができる為、多くの企業が導入を進めており、活用がますます広がってきている。オンライン会議は国内外問わずに対話を行えることが大きなメリットだが、そこには言語の壁がある。
こうした中で、オンライン会議活用によるコミュニケーションの円滑化ともに、企業の国際化・多様化にも対応したいという思いから、多言語AIチャットボット「ObotAI」や多言語翻訳「MyPhone訳」で開発した多言語翻訳技術を活用して、オンライン会議の音声を自動翻訳可能なツールを開発したという。
同社では、企業・自治体の多言語化にAIチャットボット活用とともに、今後は「ObotAI Minutes」を用いて事業の更なるグローバル化に貢献していくとしている。