ビズライト・テクノロジーは23日、エッジAIカメラ「BH3-AI-VISION」をJVCケンウッドと共同開発し、10月下旬から販売を開始すると発表した。
エッジAIカメラ「BH3-AI-VISION」は、同社のRaspberry Piベースの汎用エッジボックス「BH3」のカメラ一体型モデルで、PoE+に対応している。単体またはアクセラレートデバイスを接続して、スマートにエッジAIカメラシステムを構築できる。
本カメラは、JVCケンウッド社のプロ用・家庭用ビデオカメラやドライブレコーダーなどの開発で培った映像光学技術と、オープンソースハードウエアを活用した産業用途展開に多くの実績を持つ同社との協業で開発。小型・軽量ながら高精細な映像記録を実現。カメラ側でAI判断(推論処理)のカスタマイズができ、人数カウントや駐車場のナンバープレート確認、マーケティング用途など、さまざまなシーンで活用できるという。
すでにプロトタイプを活用した銀行の実店舗における振り込め詐欺を未然に防ぐソリューションの実証実験も開始しており、今回同社が製品化し、JVCケンウッド社が、人間の五感機能をセンサーで補う「EXensors(エクセンサーズ)」シリーズの第1弾として展開し、総代理店として販売する。