AI insideは23日、東芝テックとパートナー契約を締結したと発表した。
これにより、東芝複合機「e-STUDIOシリーズ」に、AI inside が開発するAI-OCR「DX Suite」へ直接スキャンデータをアップロードする連携アプリケーションが10月1日から加わり、帳票の電子化から文字の読取りまで一連の業務自動化を実現する。
「DX Suite」と「e-STUDIOシリーズ」の連携アプリケーションにより、帳票の電子化からAI-OCR処理を行うまでの一連の業務を、複合機のタッチパネル操作だけで実行することができる。通常であれば、複合機で帳票の電子化をした後に、DX Suite の画面上から電子化した帳票をアップロードする必要があったところ、複合機から帳票のアップロードを可能とすることでデータ入力業務だけでなく、帳票電子化業務から一連のプロセスの効率化を実現するという。
DX Suite は、AI inside 独自開発の”文字認識AI”を搭載したAI-OCRサービス。従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字を高精度で読み取り、これまで人が手入力で行っていたデータ化業務を自動化することができる。2020年6月末時点で5800契約以上の導入実績があるという。