AI自動音声対話システム「AI Messenger for Voice」、機能追加で割り込み発話へ対応

AI Shiftは20日、AI自動音声対話システム「AI Messenger for Voice」で、バージイン機能(割り込み対応機能)を実装したと発表した。

近年、カスタマーサポートにおける業務効率化や対応負荷軽減などを目的として、チャットボットをはじめとしたソリューションの導入が加速している。また、音声認識や音声合成、対話システムなどの技術の発展から、今後電話において従来のIVR(自動音声応答システム)による案内ではなく、AIによる自動対話サービスの活用が進むことが予想される。

同社では、2020年4月からAIによって企業における電話業務の自動化を実現する音声対話サービス「AI Messenger for Voice」の提供をしており、今回、より自然な対話を実現するため、バージイン機能(割り込み対応機能)を実装した。

バージイン機能は、システムの発話中にユーザーが割り込んで話しかけた場合でも、ユーザーの発話内容を認識することができる機能。本機能の実装で、システム発話の途中でユーザーが発話した場合でも音声認識が可能となり、聞き直しを軽減することでより人間らしいスムーズな会話を実現する。さらに、対話の煩わしさの解消により対話シナリオの短縮に繋がり、対話完結率の向上も期待できるという。

関連URL

AI Shift

関連記事

注目記事

  1. 2024-3-19

    PIAZZA、西武鉄道×生成AIを活用した紙チラシDXサービス「チラデジ」で連携開始

    西武鉄道とPIAZZAは18日、PIAZZAが開発した生成AIによる紙チラシDXサービス「チラデジ」…
  2. 2024-3-12

    OKI、南海電鉄が実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に参加

    OKIは、南海電気鉄道が3月15日から実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に、丸紅ネットワーク…
  3. 2024-3-8

    CODEGYM、教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表

    CODEGYMは7日、教育機関および教職員を対象とした「生成AI」を用いた校務支援ソリューション「ス…
  4. 2024-3-5

    SAMURAI、生成AIを活用した業務効率化を目指す「実践!ChatGPT入門講座」を開講

    プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」を運営するSAMURAIは…
  5. 2024-3-1

    鹿島、画像AIを用いて技能者の人数と作業時間を自動で把握するシステムを開発

    鹿島は2月29日、画像AIと独自の解析アルゴリズムを用いて、指定した作業エリア内における技能者の人数…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る