キヤノンMJ、クラウド型 AI OCR ソリューション「CaptureBrain Ver.2.0」を提供開始

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(キヤノン MJ)とキヤノン IT ソリューションズ(キヤノン ITS)は20日、 AI OCR基盤として「CaptureBrain(キャプチャーブレイン)」の機能とラインアップを拡充し、新バージョンの提供を10月下旬から開始すると発表した。

本ソリューションは紙帳票の電子化とデータ入力業務の自動化により、顧客の業務プロセスを最適化し業務効率化を実現する。キヤノン MJ グループは中小・中堅企業から大手企業まで業種・業務に特化したデジタルソリューションの提供を強化し、顧客のバックオフィス業務の DX を支援していくとしている。

今回提供する新バージョンでは、OCR の読み取り精度の向上のためマルチエンジンを搭載しており、OCR の項目ごとに最適なエンジンを選択できる。Cogent Labs の「Tegaki」エンジンに加え、キヤノン ITS が開発した数字などの項目特化型、活字、チェックボックスといった複数のエンジンを備えている。さらに、キヤノン独自の画像補正エンジンによる高い OCR 認識精度に加え、新たにユーザー辞書機能を搭載し OCR 結果を自動補正する後処理の機能も強化したという。

また、顧客の案件にあわせて組み込む SI コア版に加え、新たに SaaS 版を提供。これにより顧客は AI OCR サービスを手軽にスピーディーに導入でき、システム運用の負担を軽減し様々な業務での活用の幅を広げることができるという。

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クラウド型AI OCRソリューション
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