IBM とServiceNow (日本法人:ServiceNow Japan)は21日、IT運用を自動化するためにAI機能を活用することで、企業の運用に関するリスク軽減やコスト削減を支援するために、両社による戦略的パートナーシップの拡大を発表した。
今年後半に利用可能になる新しい共同ソリューションは、IBMが提供するAIで強化されたハイブリッドクラウド・ソフトウェアおよびプロフェッショナルサービスと、ServiceNowのインテリジェントなワークフローと市場をリードするITサービスおよび運用管理製品の連携を実現することになるという。
両社のソリューション連携が実現することで、顧客は、自社のデータからAI駆動型のより深いインサイトの獲得や、通常のIT環境基準の設定が可能になる。また、何か問題が起きる前に、ITシステムにおけるインシデントの影響拡大防止やインシデント解決のために、異常な動作に対して簡潔な推奨アクションを実行することができるようになる。その結果、担当者はシステムのメンテナンス作業に費やす時間やITリソースを、企業のデジタル化に必要な変革プロジェクトの推進といった重要度の高いタスクに集中することができるという。