IT・AIサービスを展開するtripla(トリプラ)は10日、北海道銀行と、トリプラのサービスの紹介に関するビジネスマッチング契約を締結したと発表した。
北海道銀行の取引先企業に対し、多言語AIサービス「triplaチャットボット」ならびにSaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」の導入を進め、多言語で寄せられる問い合わせ対応業務の自動化・効率化ならびに生産性向上に貢献する。
国内有数の観光地である北海道では、観光業界の人手不足解消や生産性向上のための業務効率化、さらにはインバウンドの戻りを見越した多言語によるオンラインのコミュニケーションの強化が求められる。また、企業活動における「三密回避」の流れを受けたオンラインショッピングの増加に伴い、国内外から求められる道産品を誇るECサイトや、小売業、メーカー等をはじめとする道内企業にとって顧客の購買活動をサポートするリアルタイムなコミュニケーションが必要となる。
今回、道内中心に多くの観光事業者や企業を支援する北海道銀行と、北海道札幌市にオペレーションセンターを有するトリプラの2社がビジネスマッチング契約を結び、トリプラのIT・AIサービスの導入を進める運びとなった。
多言語AIサービス「triplaチャットボット」は、インバウンド含む顧客から寄せられる問い合わせに対してAIが24時間5言語(日本語・英語・韓国語・中国繁体字・中国簡体字)で即時回答を行うサービスで、観光業界はじめあらゆる業界において問い合わせ対応業務の自動化・効率化、顧客満足度の向上を支援している。
また、宿泊施設の自社予約率向上やロイヤルカスタマー獲得のための機能を搭載したSaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」の導入施設も拡大中で、本提携により道内の宿泊施設へのサービス導入を加速し、収益向上に貢献するとしている。