DataHaxはAI(機械学習)を利用したナンバープレート認識システムの「MoterCodeβ版」のリリースを決定したと発表した。
既にナンバープレートの認識システムは多く販売されているが、認識精度を高めるためにカメラの選定やカメラの位置、照明の位置などハードウェア側にて精緻な設計が必要となる。その結果、導入コストが高額になるケースがあるという。また、ナンバープレートに使われる文字(地名やアルファベットなど)が継続的に追加されている。登録されていない文字が発生するためにバージョンアップが必要となり、バージョンアップに伴うコストがかかる場合が多くバージョンアップを見送る企業が多いという。
これらの問題に対して、AI(機械学習)技術とシステムのIoT化を用いて、荒い画像からでも手軽にナンバープレートの文字取得ができ、定期的にシステムの自動アップデートが可能なシステム「AutoCode」を開発。
ホテルや旅館などでは登録した車のナンバープレートから到着した客を特定しスムーズな接客が可能。工場などにおいても、自動で運搬場所の指定をすることが可能となる。また、来客の履歴を残すことによりセキュリティ面の強化にもつながる。その他にも、各種施設などで利用用途は多いという。
同社では、複数の企業によるβ版の利用を通して、更に認識精度の向上するため開発しており、現在、利用企業の募集をしている。希望の場合は下記メールアドレス、またはホームページから連絡する。
問い合わせ先:hello@datahax.jp