医療VRやデジタル治療VRを展開するジョリーグッドは21日、第三者割当増資や資本性ローンなど合わせて計10億円の資金調達を行ったことを発表した。
本調達の第三者割当増資(シリーズC)は、ジャフコ グループ、アクシル・キャピタル・パートナーズ、いわぎん事業創造キャピタルが引受先となる。今回の調達により、ジョリーグッドの累計調達額は約22億円になった。
ジョリーグッドは、手術を術者目線で360度体験できるVR臨床教育プラットフォーム「オペクラウドVR」をはじめ、発達障がい向けソーシャルスキルトレーニングVR「emou」、精神疾患向けのデジタル治療VRなど、VRとAIテクノロジーを本当に必要としている医療・障がい者・精神疾患治療向けに開発、提供している。
今回の調達により、これらのVRサービスをさらに多くの医療従事者やコロナ禍で心が弱っている方々へいち早く届けるために、組織体制の拡充と事業スピードの加速を行なっていくという。