ナビタイムジャパンは19日、Android OS向けに、AIとARを搭載したドライブレコーダーアプリ『AiRCAM』(エアカム)を提供開始した。
本アプリは、交通事故や交通違反の削減を目的として開発したドライブレコーダーアプリ。
走行中は、映像や走行データの記録とともに、AIによるリアルタイムの画像解析で、危険や交通違反につながる運転に対して走行中に注意喚起をし、安全運転を支援。
また、見落としがちな一時停止やオービス設置場所では、ARを活用した直観的な注意喚起で交通違反や速度超過を抑制する。
さらに、安全で思いやりのある運転をAIでリアルタイムに判断し、「HAPPY DRIVEポイント」を付与。ドライバーが安全運転の価値を実感し、楽しんで続けられる仕組みにすることでさらなる意識の向上を促すという。
AIによるリアルタイムの画像解析においてはエッジ(スマートフォンアプリ側)とクラウドでの分散型AIシステムを構築し、アプリでの高度なAI処理を実現している。これにより、刻々と変わる実際の運転状況にあわせて、瞬時に、的確に、様々な警告を発することができる。また、アプリのアップデートをしなくても、常に学習し続けるAIをいつでも最新の状態で利用可能。
アプリのダウンロードは無料。2021年5月31日まですべての機能を無料で使える。今後は運転診断機能やナビゲーション機能等を追加予定で、一部機能は有料となる予定。また、iOS向けアプリも開発を検討していくという。