AI搭載の大腸内視鏡画像診断支援プログラム「EndoBRAIN-EYE」、薬機法の一部変更承認取得

サイバネットシステムは20日、人工知能(AI)を用いて大腸内視鏡診断における病変の検出を支援するソフトウェア「EndoBRAIN-EYE(エンドブレインアイ)」の機能強化を実施し、3月29日に医薬品医療機器等法(薬機法)の一部変更申請の承認を取得したと発表した。

EndoBRAIN-EYE は、オリンパス製の汎用型大腸内視鏡で撮影された画像をAI が解析し、病変を検出すると警告を発して医師による病変の発見を補助するソフトウェア。昭和大学横浜市北部病院消化器センターの工藤進英教授、名古屋大学大学院情報学研究科の森健策教授らのグループと共同で開発され、2020年に医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づき、クラスII・管理医療機器として承認(医療機器承認番号30200BZX00208000)された。

今回強化された主な機能は、「病変の発見に寄与するユーザーインターフェースの強化」「AI の機械学習用の内視鏡画像の追加による精度向上」「AI の解析に適さない観察条件の自動認識機能の追加」「対応する内視鏡システムの追加」など。

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