名古屋市は14日、イノベーションの担い手を創出するため、起業や新規事業の開発を目指す人材を育成するプログラム「NAGOYA BOOST 10000(ナゴヤブーストテンサウザンド)2021」で、新たに、「AI・IoT人材BOOSTプログラム」を起業家(アントレプレナー)向けと新規事業担当者(イントレプレナー)向けの2コースを用意し、参加者募集を開始した。
NAGOYA BOOST 10000は、当地域からのイノベーション創出を最終目的とし、2017年度のNAGOYA HACKATHONをスタートに、若手人材育成プログラムである「AI・IoT人材BOOSTプログラム」、ハッカソンと人材BOOSTプログラムの成果を発表し、様々なビジネスマッチングを目的とした「NAGOYA BOOST DAY(ナゴヤブーストデイ)」を追加し、イノベーション創出事業として成長してきた名古屋市の看板事業。
AI・IoTの技術や事業開発に必要なスキルと知識を身につける「AI・IoT人材ブーストプログラム for アントレプレナー」、社内事業を加速させるための最新テクノロジーや活用方法を身につける「AI・IoT人材ブーストプログラム for イントレプレナー」、各プログラムの成果を発表し、さらなる飛躍の場とするプレゼンテーションイベント「ナゴヤブーストデイ」の3つの取り組みで構成されている。
「AI・IoT人材BOOSTプログラム for アントレプレナー」は、AI・IoTにおける最新のプロトタイピング技術をはじめ、それらの技術を使った事業開発に必要なスキルと知識、開発プロセス全般について、数カ月かけて学ぶプログラム。
本プログラムは、学習だけで終わることなく、インプットとアウトプットを繰り返しながら、アウトプットに対するユーザー評価を通じて、短期間でアウトプットの精度を上げていく「アウトプット型 新規事業創出・学習プログラム」。
このようなプロセスを通じて、事業開発におけるスキルだけではなく、自ら考え、高いモチベーションを維持しながらプロジェクトを遂行していく強い推進力を持つイノベーターを育成していく。
「AI・IoT人材BOOSTプログラム for イントレプレナー」は、最新テクノロジーのトレンドであるAI・IoT、ロボティクスやクラウドなどの様々な技術について幅広く、また業界をリードするスタートアップ企業の事例紹介などを混えて掘り下げながらも学べるプログラム。
インプットを中心としたコンテンツのほか、実際にアウトプットに挑戦するコンテンツも一部用意しており、学んだテクノロジーの知識を実践的に理解・定着することができる。
このようなプロセスを通して、幅広い知識やアイデアを生かした社内新規事業の創出や、既存事業に対する最新テクノロジーの応用など、豊かな知識をフル活用し社内事業を牽引できるリーダー人材を育成する。
AI・IoT人材BOOSTプログラム 募集概要
募集期間:2021年6月14日(月)〜7月18日(日)
コース:①For アントレプレナー(起業家向けプログラム)②For イントレプレナー(新規事業担当者向けプログラム)
募集者数:各コース25名程度
実施期間:2021年8月〜2022年2月
参加費用:無料
会場:NAGOYA INNOVATOR’S GARAGE(新型コロナウイルスの影響により一部オンライン開催の場合あり)
オンライン事前説明会
開催日時:2021年7月1日 18時〜19時
実施方法:Zoomミーティング
参加方法:Peatixイベントページから申込