Citadel AI、企業のAIの品質をサポートする「Citadel Enterprise Solutions」の提供開始

Citadel AIは6日、企業のAIの品質改善に関わるコンサルティングサービス「Citadel Enterprise Solutions」の提供を開始した。またこれと共に、今年5月にリリースした運用時のAI自動モニタリングツール「Citadel Radar(β版)」に加え、学習時のAI自動検証ツール「Citadel Lens(α版)」のトライアル提供を開始する。

今年5月にリリースした「Citadel Radar(β版)」は、現在大手SI事業者や製造メーカー・AIベンチャー企業などで試験利用されている。「Citadel Radar」の運用時の自動モニタリング機能に、今回発表した「Citadel Lens」の学習時の自動検証機能を加えることで、さまざまなフェーズにおけるAIの課題を、人間が理解しやすい形で可視化して洗い出すことが可能。保守・運用作業の自動化・効率化を加速することで、AIに起因する新たなリスクから企業を守るという。

さらにこれら二つのシステムを通じて得られた情報をもとに、個々の課題に対する改善策を提示するコンサルティングサービス「Citadel Enterprise Solutions」を提供。運用時のAIの問題検知からモデル更新・再学習時の検証に至るまで、個々の顧客のAIの品質の維持・向上に関わるさまざまな課題に対し、エンドツーエンドで総合的に対応する。

AIの社会実装が進む中、EUでは2021年4月に人工知能(AI)の利用に関する規制案が発表されるなど、欧州や米国では、AIの説明責任や公平性に対する懸念が高まっている。AIシステムは、判断過程がブラックボックス化しやすくその透明性を維持することが困難になる場合がある。責任あるAIシステムを構築するために、米グーグルや米マイクロソフトなどのIT(情報技術)企業を中心にAIに対する基本原則を公開する動きが広がっている。

いかにしてAIの異常をタイムリーに検知し、適切な再学習・更新を行い、AIの品質や精度を高め、信用を維持することができるかが、これからの事業経営にとって重要な鍵となる。Citadel AIは「24時間信頼できるAIをあなたに」をビジョンに、自動化を通じて上記課題を効率的に解決するソリューションを提供。2021年第4回東大IPC 1stRoundにも採択された、元米国Google BrainのAIインフラ構築責任者が開発をリードするスタートアップ。

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