AIによるカラーコンタクトレンズのレコメンド技術「FiguMe」を開発
- 2021/7/21
- 暮らし
- AI, カラコン, カラーコンタクトレンズ, レコメンド, 目元画像解析AIシステム
BSMOグループのANWは21日、ROXと共同で、各ユーザーの目元にパーソナライズされたカラーコンタクトレンズをレコメンドする、目元画像解析AIシステムを発表した。ユーザーはスマートフォンで撮影した顔写真をアップロードするだけで、瞳の色や大きさといった特徴から、最も似合うカラーコンタクトレンズのおすすめを受けることができる。
『FiguMe(フィグミー)』は、独自の画像処理技術と機械学習技術、レコメンドアルゴリズムを組み合わせた、ユーザーに最適なカラーコンタクトレンズを探し出すハイブリッドAIシステム。
本システムは2つの技術から構成されている。
1.各ユーザーの目元の特徴を詳細に分析する画像認識AIアルゴリズム
2.その特徴をもとに数多くあるカラーコンタクトレンズ商品から最適なものを選び出すパーソナライズAIアルゴリズム
特に、パーソナライズAIは、レンズデザインでグッドデザイン賞を受賞した、ANWのプロダクトデザインチームの10年以上にわたる開発経験と知識を、ROXの持つAI技術で完全再現したもので、業界初の「カラコン×AI」の試み(特許出願準備中)だという。
『FiguMe(フィグミー)』は、「カラコン商品の種類が多すぎて、どれが自分の目に最も似合うのかわからない。」というユーザーの声をもとに開発された。ユーザーの目は、虹彩の色から、瞳のサイズ、目の形にいたるまで千差万別。ANWとROXは、ユーザーに今まで以上にカラーコンタクトレンズを楽しんでもらうために、今後も「目のビッグデータ」を収集し続け、AIアルゴリズムをより精緻化させることを目指すとしている。