TECH for Societyの実現を目指し、理系学生採用支援を行うテックオーシャンは5日、「TECH OFFER」にAIによる“技術キーワード”の自動レコメンド機能を追加したことを発表した。これにより、「TECH OFFER」登録学生は、より手軽で精密に自身の学びに関連する“技術キーワード”を登録し、オファーを受諾できるようになる。
「TECH OFFER」は理系学生を対象としたオファー型リクルーティングサービス。日本最大級の4万におよぶ大学研究室データベースとそこに紐づく約100万件の“技術キーワード”データベース(ビックデータ)を駆使して、理系学生が登録した“技術キーワード”をもとに企業側は手間なく効率的にオファーを送ることができる。これにより、企業・学生の双方において元々認識していなかった“思わぬ出会い”を創出してきた。
今回のAIによる“技術キーワード”自動レコメンド機能の追加により、学生は自身の学びに関連する“技術キーワード”をより的確に多く登録することができる。
またレコメンドされるキーワードは、利用企業が設定している“技術キーワード”をもとに機械学習により登録時点での最適なキーワード群が提示されるようになっており、企業と学生のマッチングにおける技術親和性をさらに高めること、マッチング数を増やし可能性を広げることが可能となった。
新機能の搭載により、“思わぬ出会い”の創出機会が従来より30%程度拡張されると想定しているという。
「TECH OFFER」は、企業側が求めるスキルや素養を持つ学生との出会いを狙いを定めて創出するターゲットリクルーティングであり、現在は“技術キーワード”や“大学”、“所属研究室”をもとに自動でマッチングを行い、オファーを送ることができる。
今後は、学生の「技術スキル」や「就業マインド」「ユーザー行動」情報などを解析し、企業側の事業内容、属性情報、求める“技術キーワード群”、過去採用実績情報などに合わせて、さらに精度の高いマッチングの実現を目指すという。