Dahua Technology Japanは22日、高齢者養護施設の負担を減らし、人の代わりに24時間体制で守ってくれる転倒検知AIカメラにプライバシー機能の加えたソリューションを11月から発売すると発表した。
カメラは高齢者のプライベート区域(部屋)に設置。高さ2.5~3メートルで部屋を一望できる片隅が最適な設置場所。LANケーブルでカメラとレコーダーをつなぎ、養護施設の監視センターに映像を入れる。転倒事故が発生したら、アラームは監視センター及び監視員の携帯に出す。いち早く処置対応でき、高齢者の命を守ることに繋がるという。なお、転倒の原因は録画映像より検証するのが可能で同じような事故にならないよう、未然防止が可能になる。
特長
・転倒事件発生したら、管理センターと管理者の携帯にアラームを出す。
・プライバシー機能(モザイク)により、入居者の安全を守りながら、安心に暮らせる。転倒事件が発生したら、モザイクが自動になくなる。
・カメラにマイクとスピカ―がついており、管理者は携帯か管理センターより、入居者に声をかけられる。
・その他の機能:
滞留検知:高齢者は一か所に滞留、徘徊の傾向が強いため、この機能で検知可能。
接近検知:イベントなどで過密にならないよう、設定距離と時間で検知。
人数検知:監視区域に人数上限を設定し、人数が上限を満たす場合、アラームを出す。過密にならないよう、役に立つ。
暴力検知:喧嘩、トラブルなど事件を検知し、通知を出す。いち早く処置できる。
暴力検知動画:周辺の青いフレームは検知区域となる。暴力検知した際、フレームが赤くなりアラームを発信する。