CAC、AIが人間の「合図」を読み取るシステムを日建設計総合研究所と共同開発

シーエーシー(CAC)は29日、日建設計総合研究所(NSRI)と共同で人間の合図や動作をAIが感知して機器や装置をコントロールするジェスチャーコントロールエンジン「UT-AIZ(ユーティーアイズ)」を開発したと発表した。

CACは、「HCTech(エイチ・シー・テック。Human Centered Technologyの略)」というコンセプトのもと、デジタル技術であらゆるもの・ことがUI(User Interface)となるソリューションの開発を進めている。

その一環で、誰もが分け隔てなくスマートに空間移動・活動を行える「Universal Through」というコンセプトを掲げるNSRIと「UT-AIZ」(特許出願済)の開発に取り組んだ。

「UT-AIZ」は、AIが人間の身体動作(例:身振り手振り、口の動き、SOSの合図など)を認識して電気信号を送ることで、IoT機器・装置の駆動につなげるジェスチャーコントロールエンジン。これにより利用者は自身の状況に適した方法で機器・装置を操作できる。

CACとNSRIは、ゴールドマンとともに、「UT-AIZ」をゴールドマンの開き戸用 自動開閉装置「アシスト・スイング」に搭載した「アシスト・スイング UT-AIZ」のコンセプトモデルを開発した。「アシスト・スイング」は、身体の不自由な人、高齢者、子ども、健常者の誰でもが安全で自由にドアにアクセス、自動でドアを開閉するための装置。この装置の起動をコントロールする部分に「UT-AIZ」を組み込んだのが「アシスト・スイング UT-AIZ」であり、AIによるジェスチャー認識と顔認証で扉を開閉できるようになっている。

人に合わせて何通りもの開き方を選択できるため、障がいのある人や要介護者の人、両手で荷物を持つ人など、これまでドアを開けにくかった方人のドア開閉時の身体的負担を軽減し、快適な通行を可能にする。セキュリティ機能を確保する顔認証技術も実装しているため、カードキーやスマホ等を用いることなく安全かつ非接触での入室を実現する。公共施設や商業施設をはじめ、病院、福祉施設、ホテルなど幅広い施設での利用が可能で、施設オーナーの要望に合わせて機能や合図のカスタマイズもできる。

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シーエーシー(CAC)

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