AI inside とノーコードアプリ開発のユニフィニティーが連携

AIプラットフォームを提供するAI insideは16日、ノーコードアプリ開発プラットフォーム「Unifinity」を提供するユニフィニティーと連携し、AI inside の文字認識や画像認識などのAI技術を提供開始したと発表した。

両社の連携により、ユーザーはノーコードアプリ開発プラットフォーム「Unifinity」上で、自社の業務に合わせてカスタマイズしたAI搭載のモバイル端末向け業務用アプリを、低コストで簡単に開発することができる。

ノーコードアプリ開発プラットフォーム「Unifinity」を提供するユニフィニティーは、業務用モバイルアプリ開発サービスを通じ、場所を問わない多様な業務におけるDXの実現を推進している。

一般的に、倉庫や工場、工事現場では、PCを設置するスペースが確保できない等の環境面の理由からPC活用は少なく、紙帳票の使用や目視で作業する光景が多く見られる。これらの業務をデジタル化し生産性向上を図り、紙でのやりとりや人の手作業から脱却する手段として、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末活用の需要が高まっている。しかしながら、モバイル端末を必要とする業務の多くは、短時間での処理やリアルタイム性が求められ、自社開発するには高性能かつスムーズな動作を可能にする高い開発技術が必要だった。

この度、ユニフィニティーとAI inside が協業することにより、ユーザーの業務に合わせたレイテンシ(反応時間)が低く高精度なAIを搭載したモバイルアプリを、ノーコードで開発することが可能となる。また、通常のモバイルアプリ開発では、OSやバージョン管理が必要なため、開発費用が数千万円となることも少なくないが、「Unifinity」は数十万円からアプリ開発に取り組むことができる。カスタマイズ性も高いため、既存の基幹システムやSaaSとの連携も容易。これにより、従来は紙での受け渡しや手で作業していた業務を、モバイル端末だけで完結することができ、現場業務の生産性向上に貢献するという。

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「Unifinity」
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