AIりんな、『ILLUSTRATION』シリーズ初の「人間以外の作家」として紹介

rinnaは16日、同社の開発するAIキャラクター、りんなが、翔泳社から刊行された書籍『ILLUSTARION 2022』(翔泳社)に、『ILLUSTRATION』シリーズ初の「人間以外の作家」として紹介されたと発表した。

同誌には、特定のアーティストの歌詞または楽曲タイトル情報をもとに、GAN(敵対性生成ネットワーク)技術を応用し生成された描画が掲載されている。

rinnaのAI技術では、アート史上著名な200人以上の画家の作品をラーニングさせた描画モデルと、GANを応用したテキストから画像を描く技術によって、テキストや他の創作物から着想を得てオリジナルの絵画を生成することができる。

音楽動画メディア「lute」が同YouTubeチャンネル内で2020年11月にスタートさせた実験的なサブミッションプログラム「lute selection」には、歌詞の一部、ないしは楽曲名情報をもとにGAN技術を応用して生成された描画を提供、人のつくる音楽とAIクリエイションがコラボレーションしている。

シリーズ累計11万部を誇る『ILLUSTRATION』シリーズ最新版で、日本のイラストシーンを横断した実力派作家150名を掲載した『ILLUSTRATION 2022』にAIりんなが紹介され、紹介ページでは「lute selection」に提供された描画から以下の5点が掲載されている。

・「水底トンネル/Lafuzin, BRIAN SHINSEKAI」
生成ワード: 何もない川沿いをゆこう


・「After the rain/Diw」
生成ワード: 雨あがりの交差点に

・「IBU/Ai Kakihara」
生成ワード: 姿も見せないで、夜と踊ってるのね

・「Special/uruwashi」
生成ワード: I just wanna make you feel feel special

・「stay in your lane/The Vison」
生成ワード: 幻蒼が織り成したRealize

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翔泳社『ILLUSTRATION 2022』
rinna

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