日本ビジネスデータープロセシングセンター(日本データー)は18日、大学・高専・高校など、プログラミング教育が実施する機関に向け、クラウド上でロボットのモーション制御開発を可能とする3Dシミュレーター「TOMOT(ともット) 3Dシミュレーター」を開発したと発表した。
日本は少子高齢化による深刻な労働力不足に直面し、生産性の向上が喫緊の課題となっており、ICTやAI・ロボットの活用で、これらの社会課題解決が期待される中、様々なサービスが登場した。
これらの生産性ニーズ上昇に伴い、AI・ロボットなどの先進技術人材不足が新たな問題としてクローズアップされるようになり、2020年には小学校でのプログラミング教育義務化が施行されるに至った。
教育現場ではプログラミング教育の本格化を進める一方で、コロナ禍により在宅学習などのオンライン化を余儀なくされる場面が増え、オンライン形式への授業移行が進む中、ロボットプログラミングなどの対面授業を前提とした実技学習が取り残されてしまっているという。
先進技術人材育成に待った無しの状況下において、リモートや在宅での本格的なロボット制御学習を可能とする、「TOMOT(ともット)3Dシミュレーター」の提供を開始する。
サービス概要
名称:TOMOT(ともット) 3Dシミュレーター
価格: 会員登録・基本利用料無料(一部有料コンテンツを追加予定)
リリース: 2021年12月に一部機能の試運転を開始
リリース: 2022年1月に全機能のリリース開始(ロボットモーション制御)
「TOMOT(ともット) 3Dシミュレーター」
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