エクサウィザーズ、AI写真サービス「とりんく」2022年4月リリース

AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組むエクサウィザーズは26日、画像認識AIを活用したコンテンツ配信事業を展開する100%子会社のVisionWizが、AI写真サービス「とりんく」を2022年4月にリリースすることを発表した。

子どもの成長はあっという間で、その一瞬一瞬が宝物。一緒に過ごす時間はもちろん、保育園や幼稚園、習い事の時間などの離れている時間も、我が子の成長はいつだって見逃せない。しかし、多くの園・教室において、普段のいそがしい業務を行う先生が子どもたちの毎日の生活や活動の様子を写真で記録・選別し、保護者への提供までを行うことは負担が大きく、また、撮影した写真に偏りが出てしまうといった課題などもあった。

このような背景のもと、「預けている間の子どもの様子を知りたい」という保護者の声や、「安心安全に保育・教室運営をしながら子どもたちの成長の記録をしっかり残してあげたい」という園・教室スタッフの声に応えるため、 AIカメラでつくる新しい見守りのかたちとして開発されたのが、AI写真サービス「とりんく」。

「とりんく」は、その日の写真をその日のうちに毎日配信する。AIカメラが子どもの行動や表情を検知して自動で撮影・選別するため、日常の自然な様子はもちろん、一生懸命何かに取り組んでいる姿、家ではできないことを園・教室で頑張っている様子など、普段は見ることができない子どもの姿を写真を通して見ることができる。

なお、保護者は無料プランとプレミアムプランの2つのプランから選ぶことができ、無料プランではその日に届く写真を30日間閲覧することができる。また、プレミアムプランでは写真をすべてダウンロードすることができるほか、毎回違った切り口でセレクトされる、特別なフォトムービーも毎月配信されるため、長い期間利用いすることで、子どもの成長を実感できるたくさんの思い出を手に入れることができる。

本サービス導入にあたり、保育園や幼稚園、習い事教室においてシステムや専門知識を必要とする作業は一切必要ない。導入後は、AIカメラでの写真撮影、子ども毎の写真選び、保護者への配信、保護者が加入したプレミアムサービスの月額料金の回収までを全て「とりんく」が行うため、従来のサービスでの園・教室の業務の削減を図りながら、より満足度の高いサービスを提供することが可能になる。

また、写真選びにおいては、先生の姿を写真に含める、含めないなど、それぞれの園・教室に合わせたサービスも提供可能。

さらに、本サービスは、従来の写真サービスとの併用も可能。園・教室のスタッフやプロのカメラマンが撮影した写真を「とりんく」にアップロードすることができるため、従来の写真サービスの利用を続けながら、保護者に提供する写真を集約することも可能。

エクサウィザーズとVisionWizは、AIカメラでつくる新しい見守りのかたちとして提供するAI写真サービス「とりんく」を通じて、普段見ることのできない子どもの様子をたくさんの思い出写真として保護者に届けながら、保育園や幼稚園、習い事教室のサービス向上を支援していくという。

関連URL

「とりんく」
エクサウィザーズ

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る