ソニーネットワークコミュニケーションズは22日、同社が提供するAI予測分析ツール「Prediction One(プレディクション ワン)が、Zホールディングス(ZHD)の企業内大学「Z アカデミア」におけるAI人材育成コミュニティ「Z AIアカデミア」に、AI講習用教材として採用され、導入を開始したと発表した。
「Prediction One」は、機械学習やプログラミングなどの専門知識がなくても数クリックの簡単な操作で予測分析ができるツール。これまで一部の専門職に限られていたAIによる予測分析を、一般ユーザのパソコンからシンプルで直感的なインターフェースを通じて簡単に利用することができる。また、企業のDX推進によるAIの組織導入の需要に応え、2021年9月から企業や組織単位で利用できる「エンタープライズプラン」、2021年12月からは人材育成サービス「DX推進研修サービス」を提供している。
「Z AIアカデミア」 は、ZHDのグループ企業横断型AI人材育成コミュニティ。研究者やエンジニアのみならず、AIを活用するプロダクトマネージャーやプロデューサーといった多様な職種も含め“文理両軸”におけるAI人材の育成を目的としている。
今回、初心者でも簡単に使えるシンプルなUI、数百人規模の同時利用ができる点、実データがなくてもサンプルデータで実践的な講習が可能である点などを評価し、AIの入門向け講義に活用できるツールとして「Prediction One」が採用されたという。