ウェルナス、「AI食」技術について特許庁から特許査定通知を受領・登録

「食」で未来の健康社会実現を目指すウェルナスは13日、食の個別最適化における基本技術(「AI食」技術)について4月28日付で特許庁から特許査定通知を受領、登録手続きを行ったと発表した。

本知財は、同社が独自に開発したアルゴリズムにより、食事が体にもたらす影響とその関係性について日々変化する動的な生体データと栄養素データを解析することで、身体に影響する栄養素を関与因子(改善因子・改悪因子)として特定・抽出し、必要な栄養素の提案を可能にする基本技術。

平均化した栄養摂取基準に依拠せず、個人ごとに異なる栄養摂取特性および時間経過に伴い変化する動的データを解析する技術と、抽出された関与因子に基づき最適化された栄養素および食材の調整・提案を可能とする技術は、過去に存在せず特許として認められた。

昨今の健康需要の高まりにおいて、個人差や時間差が考慮されぬまま、特定の食材や栄養摂取を推奨したり、逆に控えることを促したりする様々な食に関する健康情報が溢れるなか、本特許技術により「現在の自分に本当に必要な栄養素」を的確かつより高精細に把握することが可能になるという。

同社は2022年3月から本特許技術を実装した食の個別栄養最適化サービス「Newtrish(ニュートリッシュ)」を事業化し、5月から実証実験を開始致した。Newtrish事業を通じた個人向けサービスを、美容や健康のみならず、身体機能や脳機能の向上などに幅広く展開し、より多くの人々にヘルス・フードテックがもたらす便益を体験してもらうことを目指していく。

なお、本知財は、信州大学と共同で、特許協力条約(PCT: Patent Cooperation Treaty)に基づいた国際出願の国内移行を特許化したもの。主要国・地域への国外移行も行っているので、随時、特許化していく。また、分割出願により本知財の適応範囲を拡大するとともに、周辺特許も出願している。

本特許査定によって、「AI食」技術を食品、健康・医療、介護・福祉、IT・マーケティングなど、様々な事業・研究・開発領域の基礎技術として利活用することが可能。多くの事業者や研究機関のパートナーとして連携・共同研究を通じ、より高精細な食のパーソナライゼーションの実現にむけオープンイノベーションを加速し、ヘルス・フードテックのビジネスと未来に貢献していくという。

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