AI CROSSは17日、AIを活用したソリューションを時代の変化に合わせて生み出す新規事業創出チーム「AI X Lab(エーアイクロスラボ)」を本格始動させるため、新しいサービスサイトを立ち上げたと発表した。
同社は「Smart Work, Smart Life」をビジョンに掲げ、事業を通じて、仕事や人々の生活をよりスマートにすることを目指している。スマート化の実現にあたりAIの活用は必須であると考え、今後世の中に必要とされる様々なサービスにAIを取り入れるソリューションを多く生み出して行きたいという。
そのため、自社の開発組織である「AI X Lab(エーアイクロスラボ)」を自社サービスの向上だけでなく、多くの企業の要望に応える新規AIサービス・ソリューションを提供する組織として機能させたいという。こうした考えのもと、5月11日に新たなサービスサイトを公開。AI活用の可能性を追求するとともに、新規事業創出及び新規サービス開発に努めていく。
AI X Labでは、広く社会課題を解決するサービスと個別企業の課題を解決するサービスの2種類をSaaS型とソリューション型として提供する。
SaaS型では、例えば同社の多くの顧客が課題に感じているマーケティングの高度化に対し、独自AIを活用したSaaS型のAIシステムを開発し、パーソナライズ配信、AIチャットボットなどの領域で価値を提供する。
一方ソリューション型では、個別の顧客の課題に対してAIを始めとしたデータ利活用をワンストップで解決に向け支援。個社ごとに収益ドライバーや経営に直結する課題を特定する。その課題を解決するAI導入によるインパクトや実現性を考慮したAI活用企画から、顧客に適したAIシステム設計、運用設計と実行まで支援する。