ヴイストンは1日、同社製の研究開発用台車ロボットへの搭載に適したROS対応のロボットアーム「AMIR 740」を発売すると発表した。
メガローバーシリーズ、メカナムローバーシリーズに代表される同社製研究開発用台車ロボットは、自律制御、自動運搬などの研究用途に適した、開発者向けのプラットフォーム。十分な可搬重量と機動性を備えているほか、ハードウェア、ソフトウェアの両面から、実際に研究や開発を行うユーザー側の自由度が高くなるよう配慮して設計されており、運搬や配送のためのロボット開発のみならず、教育教材、展示用途、清掃や配膳、測量や調査といった様々な用途におけるロボット研究のベース機材として、多くの開発現場に導入されている。
今回発売する台車用ロボットアーム「AMIR 740(アミル ななひゃくよんじゅう)」は、同社製の研究開発用台車ロボットへの搭載に適した、研究開発用途のためのロボットアーム。アームの可搬重量は2kgを実現し、最大で90mmの幅まで開くグリッパーを活用することにより、ロボット開発の可能性を大きく拡張する。
ヴイストンでは本製品の発売を通して、ロボットが活躍できる場をいっそう拡大させると共に、数多くの研究、開発プロジェクトをさらに加速、深化させていくことを支援していくとしている。